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「ゆれる」(2006) [映画の観方]


ゆれる







<監督・脚本> 西川美和
<出演> 香川照之、オダギリジョー、蟹江敬三
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久々に骨太な日本映画を観たような気がします。

こんなにガッツリと演技の奥深さを見せてくれる映画も、
あまりないんじゃないでしょうか。
スタイリッシュでありながら、重厚なドラマに仕上っており、
心理サスペンスとしてもよく出来ていると思います。

オダギリジョー、雰囲気ありますね〜。悔しいけどかっこいい。

香川照之
中国映画「故郷の香り」での聾唖の役を目にして以来、気になってたんですが、
改めてその才能を確信しました。日本人では今一番楽しみな俳優かも知れません。

あと何気に(というのは失礼ですが…)蟹江敬三がよかったです。
これまで強く意識したことはなかったですけど、さすがですね〜。

しかし何といっても、ゆれる感情、ゆれる記憶といった、
不確かな人間の内面に鋭く迫った脚本(西川美和)が秀逸!
また俳優たちの演技を最大限に引き出し、それを捉えた西川の手腕が光ります。
女性らしく、繊細でねっとりした描写が印象的です。
この監督のことはよく知らなかったんですが、非凡なセンスを感じました。

オープニングもいいけど、エンディングがまた見事です。
まるでロス五輪の鉄棒で、森末慎二が見せた着地のように、完璧な着地感。
この辺の感覚は人それぞれなんでしょうけど、少なくとも僕にとっては、
ここしかないというところへ、ぴたっと収まった感じがあります。
ソウルフルなカリフラワーズの音楽も素晴らしい。

いやあ、日本映画も捨てたもんじゃないですね。

 

★Today's Set
1.うちに帰ろう(カリフラワーズ)

「ゆれる」公式サイト http://www.yureru.com/


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