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『美空ひばり/ジャズ&スタンダード』美空ひばり <1> [音楽の聴き方]


ジャズ&スタンダード







<発売年> 1990
<商品番号> CA-4545
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彼女の命日が僕の誕生日と一緒ということもあって、
勝手ながらささやかな縁のようなものを感じてはいた。
ところが、これまで彼女の歌をきちんと聴く機会はなかった。
彼女が偉大なシンガーであるというのは疑いの余地が無いところだけど、
どうしても音楽そのものにあまり興味が持てなかったからだ。

もちろん偏見もあったと思うのだが、
<美空ひばり=演歌>というイメージが強くあり、
(演歌=即パスというワケではないけれど)
あえて自分から聴いてみようという気が起きなかったのも事実である。
あの中性的でドスの利いた声もちょっと苦手だった。

しかし人生とは分からないものである。
ふと聴いてみたいと思ったのだ。神のお告げみたいに。
そろそろ聴いてもいいんじゃないかと。
それも昔のものがいい、となんとなく思った。

何しろ音源が多いから何を聴いていいか悩んでしまう。
で探してみたら、ジャズを歌っているというではないか。
ほう。
最近エラ・フィッツジェラルドにハマっていたこともあり、
丁度いい、日本のディーヴァはジャズをどう歌うのか。
そんな興味もあって買ったのがコレ、
『美空ひばり/ジャズ&スタンダード』

1990年に発売されたコンピレーション・アルバムで
過去に美空ひばりが吹き込んだ、ジャズ及びスタンダードの中から
セレクトされている。

これが素晴らしくいい!

僕のような演歌が苦手な人にもすんなり入っていけるし、
美空ひばりの歌うジャズ、そして彼女の英語が聴けるのも新鮮だ。
(そういえば「慕情」は今ビールのコマーシャルで使われてますね。)

アルバムとしては、コンピレーションということもあり、
所詮企画モノ的な感は否めないのだが(安っぽいジャケットの作りを見てもそう)
しかし、曲単位でみれば、もっと言うなら、ボーカルだけを取り出してみれば、
これが実にいいんだなあ。
…って、日本で最も評価されているシンガーに対して
僕がこんなことを言うのもなんだけど…

美味しいご飯って、おかずなんか無くたって、
それだけで食べれてしまうものだが、まさにそんな感じで、
彼女の歌さえあれば、極端な話、曲や演奏はどうでもいいとさえ思わせるような、
そんな説得力がある。

(つづく)


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